猫の額ほどの畑の一角で育てたマリーゴールドの花。自然農法でほとんどほったらかしで元気に育ってくれた花で、厚手リネンを染めました。今回は、淡い色にしたかったので、たんぱく下地処理なしで、みょうばんで媒染しただけなのですが、想像を遥かに超えた濃い色に染まりました。野菜も栽培方法によって、栄養素が変わってくるように、草花も農法によって色素の量が変わってくるのでしょうか。興味深い部分です。
染料をぐつぐつ煮出している時間は読書タイム。「園芸家12ヵ月(カレル・チャペック著)」と「食事のせいで、しなないために[病気別編](マイケル・グレガー)」。畑と健康法…なんだか渋すぎる。